いつか劇場で見ようと思っていたが我慢できずにYouTubeで見た。冒頭のカットがセット撮影に見えるの不思議(画質悪いせいかもしれないが)。そこから車&オートバイと併走するトラックショット、良い。強盗…
>>続きを読む初戦前吐夢。メロメロのメロドラマ、もといブロブロのブロマンス。親友の拿捕に葛藤して両手で顔を覆った小杉勇を、キャメラが角度を替えて3、4度狙う。あるいはダッチ・アングル。不安を掻き立てる。髪を撫でる…
>>続きを読む内田吐夢は「動」の人。その力はサイレント時代に蓄えられたものだったのだな。画面内の移動や視線に持っていかれる感が強い。
お題目に挟まれる、夜の帝都をゆく車群の格好良さと、捜査を逸脱するほどの二人の感…
間違えなく日本ノワール映画の良作。
警察精神以前に伊丹自身も一人の人間だし、本作に伸し掛かる内容は並大抵の覚悟では務まらないし、人一人に求める決断にしては重すぎる。しかし伊丹が覚悟し決断しなければ解…
超絶傑作。
警察官の社会的意義を伝える国策映画のはずが、警察官とその旧友であり犯人でもある男とのブロマンス映画となっており、限りなく同性愛に近い何かが描かれている。
親友の指紋と犯人が現場に残した指…
神保町シアターにて、弁士・坂本頼光氏の解説と小林弘人氏のピアノ演奏付き。弁士付きの上映というのは初めてだったが話が掴みやすくて非常に良かった。今はIMAXだプレミアムシートだと言っているが昔の観客の…
>>続きを読む活動弁士:坂本頼光、ピアノ伴奏:小林弘人による字幕付きサイレント版を鑑賞。
明治以降の近代化に伴って輸入された"友情"という概念をロマンティックに昇華したブロマンス映画。旧友二人がかつて愛読してい…
小林弘人さんのピアノ演奏付きで鑑賞。
警察官の若者が、自分の育ての親でもある先輩警察官を撃った銀行強盗を追うが、学生時代の親友が犯人として浮かび上がり、捜査を続ける中で警察官の使命と友情との間で苦…
強盗事件の捜査中、旧友(中野英治)と再会する警察官(小杉勇)。
無声映画ならではの葛藤する主人公の演出に痺れる。小杉勇の目力に吸い込まれそう。
職務を全うしつつ最後まで友に寄り添う姿に😢
犯人…