ねぎ

雨に唄えばのねぎのネタバレレビュー・内容・結末

雨に唄えば(1952年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

最高すぎて泣いてしまいました……「真の幸福感」を味わってしまった。
キャラクターが全員チャーミングで、愛嬌があって、登場して10秒後には「好きだ…」となった。
ドン、ダンディなイケメンなのに親友と一緒にいる時とてもガキ!になるのが凄く素敵。

シナリオはコメディとして面白い!序盤本当に好き!
「金髪はバカ」という悪きステレオタイプはあるものの、品がありながら楽しめる笑いを両立させている。
吹替云々のところはリーナに相談せず決定するのはちょっと…と思うし、キャシーも努力が見えない人だけど、これくらいのスピード感がテンポ維持できるかも。

リーナが「醜い声の悪役」じゃなくて「キュートすぎる声の悪役」にされているのはヘイト操作上手いと思う。
それでも声が可愛すぎるので、もっとヘイト溜める要素があっても良いのでは…と思ったけど、当時はマジカルニグロ的な感じでしっくり来たのかな。

友人のコズモ、コズモが底抜けに素敵なコメディキャラクターすぎて、コメディミュージカルというジャンルを活かした嫌味ない素晴らしいキャラで、コズモ、コズモというキャラ造形と俳優は本当にすごい。
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