切り身ちゃん

雨に唄えばの切り身ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

雨に唄えば(1952年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

70年前の作品とは思えないクオリティで度肝抜かれる
今見てもテンポ良くて飽きないの本当にすごい
昔の映画ってゆっくりで長くて飽きるイメージなんだけどこれはサクサク進むから観やすい
こういう芝居がかったコミカルな演技のテンポいい洋画、現代でも作ってほしい
韓国映画だと普通の映画もコメディふうでサクサクしてて見やすいんだけどな

あの超有名な雨のミュージカルシーンの直前に、おかしいな♡僕には太陽しか見えないけど♡という超浮かれポンチ台詞があるとは思ってなくて笑ってしまった
そりゃこんな最高潮ラブラブ状態だったら一人土砂降りの中ご機嫌ハッピーミュージカルも踊れる


白人ばかりなのと女だけが悪者オチなのは時代
若く才能ある女性のキャリアを潰すなんて!と怒ってくれる男性権力者がこの作品みたいにもっと現実にもたくさんいたらいいのにな
それはそれとしてリナおもしろすぎて強くて嫌いになれない

アマプラのがどなたVerの吹替なのかわからないけどみなさん上手いしぴったりですごい

でも作中でクレジット云々で揉めてるのに最後にスタッフロールないのは悲しい この当時はなかったものなの?