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雨に唄えばのかずシネマのレビュー・感想・評価

雨に唄えば(1952年製作の映画)
3.7
ベタだが、やはりジーン・ケリーが雨の中「雨に唄えば」を歩きながら歌って踊るシーンが1番印象的。

ストーリーそのものというよりも、自分はサイレントからトーキーへの転換期の描写が良いと思った。
地声と役柄やルックスとの乖離とか、ノウハウが確立していない現場でのてんやわんやな様子とか。
大変だったろうなぁ。。

発想の転換とか、見方や言い方を変えてみるとか、そういう事って何においても大切だと思う。

ダンス合わせるの大変だったろうなぁ、これ。。
ミュージカルが苦手な人間なので、歌唱シーンが続いた時は観るのがちょっと辛い感じにはなった。
それを差し引いても名作と思う。

リナさん、本当は凄く美声。
途中少しだけ歌声が聴ける。
オイシイ役柄とは言え、この声を殆ど披露できない役なのはちょっと勿体ないよな。
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