サーフ

Stereo Future ステレオ・フューチャーのサーフのレビュー・感想・評価

3.1
面白そうな雰囲気がずっと続いていく映画。ただ実際に面白いかどうかは置いといて。
雰囲気も音楽もオシャレ。中身があるんだか無いんだか、其々のストーリーが繋がってるんだか繋がってないんだかわからん。
この映画の雰囲気、2000年の映画という事でプレステでよくあった奇怪なゲームに挿入される謎のムービーっぽいし(「鈴木爆発」みたいなやつ)、前に見た「TAMALA2010 a punk cat in space」というアニメ映画っぽさも感じる。

竹中直人が出てくるシーンとかピエール瀧が出てくるシーンとかそれぞれのストーリーは「良いじゃん」と思える要素ある。ピエール瀧のめんどくせぇ奴のキャラ凄い好き。ただ酸素バーで酸素吸ってるシーンは正直…アレにしか見えない…。後、同じく酸素バーでケンタウロスの恰好で踊るシーン、それは最早ただの電気グルーヴのライブじゃんって思った。

各場面良いシーンあるけれどあんまり纏まり感じなくてイマイチだなあと思ってたけど、ラストシーンがセンチメンタル感じて個人的にかなり好きなシーンなのでそれだけで満足。

出演陣ヤバい位豪華。永瀬正敏/竹中直人/麻生久美子/緒川たまき/ピエール瀧/風間杜夫/吹越満、ちょい役で大杉漣、杉本哲太、シティボーイズの3人などなど。テイ・トウワっぽい人いるなぁと思ってクレジット見たらマジでテイ・トウワで驚き。
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