しゃちねこ

片腕マシンガールのしゃちねこのネタバレレビュー・内容・結末

片腕マシンガール(2007年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

「情け無い声出さないでよ。男でしょ?腕くらい斬られても死んだりしないわよ。だって…私だって片腕さ!!」

男の子の切断された腕から噴水の様な血が出てますけど……本当に…?


いじめっ子グループに弟を殺されてしまった主人公アミ。殺したグループに復讐をしていくシンプルなストーリー。

タイトルから推察できる通りちゃんとB級映画。

冒頭から片腕が機関銃な女の子が、廃墟でいじめっ子グループをボコボコにするところからスタート。その後、弟が殺されて復讐を誓う事となった経緯を回想していく。

ツッコミどころがクソあって面白い。
主人公アミがいじめっ子グループの家に乗りこんで事情を聞きにいったら、息子を守るためにいじめっ子両親がアミのことを殺しにくる。その際にアミの左手が油に入って天ぷらになるシーンとか意味わかんな過ぎて笑ってしまった。

加害者のお父さんがお風呂で「リンス取ってくれ」と伝えたら、家に侵入したアミが頭を切断した息子の胴体を持ってきて、切断口から血のシャワーを加害者パパに吹きかけるのもイカれてて良い。

左腕もなんやかんやで切断されてマシンガンが装着される主人公。
殺し方が多彩になり、魅せ方もB級に求めてた表現で俺は好きだった。

ヤクザの家系のいじめっ子がいます。←まぁわかる。
そのヤクザが忍者の末裔←????
とはなったけど、面白ければOKです。
敵は手裏剣とかバンバン使ってくる。手裏剣は刺さるだけかと思ったら、当たると胴体切断されるの怖すぎやろ。俺が見てきた手裏剣で多分1番殺傷力高い。


血とかが苦手な人はキツイかもだけど、作り物感が凄いので割と見れちゃう作品。
イカれてて面白かった。
しゃちねこ

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