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二十日鼠と人間のalfのネタバレレビュー・内容・結末

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)
2.2

このレビューはネタバレを含みます

名作と期待して観てみたら、合わなかった。

二人の絆の理由が曖昧でズーっと昂れないまま、老犬(センタッキー出身?)シーンで落ちた。

脇役陣のキャラ立ちが弱く、セリフの裏付けも何もないので、過去や経験なんかがほとんど見えてこない。
ボスは勝手にフェードアウト、キャンディー爺は途中からただの資金源。
囚人衆のような男たちに無防備で近寄る紅一点・おバカワイフ(艶)が1番ヤベー。

恐らくタイトルの“二十日鼠”がレニーのことなんだろうけど、あの老犬とレニーの死を重ねて見せるのはいただけない。
この時代、殺人は重罪じゃないのか?
ジョージもすぐに後追いするものだと思い「なんて日だ!」って叫ぶ用意までしてたのに、一人汽車揺られ、二人肩並べてお仕事の回想1シーンのみでエンディングって淡白すぎ!
アフタージョージに救いも希望もなさそう。

映画として何が言いたかったのかが不明。
結果、単なる“処分”にしか見えずで不満。
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