このレビューはネタバレを含みます
名作と期待して観てみたら、合わなかった。
二人の絆の理由が曖昧でズーっと昂れないまま、老犬(センタッキー出身?)シーンで落ちた。
脇役陣のキャラ立ちが弱く、セリフの裏付けも何もないので、過去や経験なんかがほとんど見えてこない。
ボスは勝手にフェードアウト、キャンディー爺は途中からただの資金源。
囚人衆のような男たちに無防備で近寄る紅一点・おバカワイフ(艶)が1番ヤベー。
恐らくタイトルの“二十日鼠”がレニーのことなんだろうけど、あの老犬とレニーの死を重ねて見せるのはいただけない。
この時代、殺人は重罪じゃないのか?
ジョージもすぐに後追いするものだと思い「なんて日だ!」って叫ぶ用意までしてたのに、一人汽車揺られ、二人肩並べてお仕事の回想1シーンのみでエンディングって淡白すぎ!
アフタージョージに救いも希望もなさそう。
映画として何が言いたかったのかが不明。
結果、単なる“処分”にしか見えずで不満。