ねこのみかた

二十日鼠と人間のねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

二十日鼠と人間(1992年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

悲しい結末。

子どものような知能しか持たないレニー、純真で無垢なゆえに他人から蔑まれたり疎まれたり、それが原因でトラブルに巻き込まれてしまう。
けっきょく悪気はないにもかかわらず、人を殺めてしまい、悲しい結末に至る。

他人の手にかけるぐらいならと自らレニーを撃たなければならなかったタイラーもまた悲しい。

せっかく自分たちの農場を手に入れるという夢が、現実になるかもしれないというところまで来ていたのに…。

つらくて悲しいだけで心温まらないよ。
尻軽の嫁さえいなければなぁ。
あの女、本当に見ててイライラした。
でも、あの女も寂しかったのかな。

みんな寂しくて、なんか悲しくて、いい映画なのかもしれないけど、あまり好きにはなれない。