このレビューはネタバレを含みます
悲しい結末。
子どものような知能しか持たないレニー、純真で無垢なゆえに他人から蔑まれたり疎まれたり、それが原因でトラブルに巻き込まれてしまう。
けっきょく悪気はないにもかかわらず、人を殺めてしまい、悲しい結末に至る。
他人の手にかけるぐらいならと自らレニーを撃たなければならなかったタイラーもまた悲しい。
せっかく自分たちの農場を手に入れるという夢が、現実になるかもしれないというところまで来ていたのに…。
つらくて悲しいだけで心温まらないよ。
尻軽の嫁さえいなければなぁ。
あの女、本当に見ててイライラした。
でも、あの女も寂しかったのかな。
みんな寂しくて、なんか悲しくて、いい映画なのかもしれないけど、あまり好きにはなれない。