マイ・マザーのあっこのレビュー・感想・評価

やっぱり、エンドロールが流れると溜め息が出る。

夫婦が愛を誓って、でも別れたり。セクシャルマイノリティだったり。
小難しい問題を扱っているようで、実は主人公の青春映画な気がする。
ユベールの目線でなぞりながら、視点はいくつもある。父の、母の、祖母の、教師の、恋人の。

なにも解決しない、終わらない、たぶん始まりもしない。
自分には刺さる部分もあり、陰鬱な穏やかさがありました。
「母親に向いていない」
母親とは？