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X-MEN:ファイナル ディシジョンのyumeayuのレビュー・感想・評価

3.0
"キュア"

人間達はついにミュータントから人間に変わることが出来るという新薬“キュア”を開発。ミュータントは「人間になるか、ミュータントとして生きるか」という選択を迫られるのだが…。

当然かもしれないが、シリーズを重ねるごとに戦闘が派手になっていく。特にジーンはその能力が故に、これまで以上に強力なパワーを見せつける。
ただ、全体的にアクションにキレがないというか、あんまりカッコよくない。

また、本作の肝となる「キュア」を巡る物語が中途半端。ジーンの物語と並行して描かれるので、結果どっちつかずな話になってしまっている感じが。

あと、前作で印象的だったナイトクローラーはどこに消えた!?
これまでメインで出演してきたローグやサイクロプスもあっさり退場するし…。
そして何より、ミスティークの扱いがひどい!これまで散々世話になってきたでしょうに!

前作、前々作を経てたくさんキャラクターが出てきたので、まとめるのは大変だったのはわかるが、あっさり退場したり、能力を喪失したりと、扱いが雑なのが目立つ。

物語的には続きそうな余韻を残すが、シリーズものとしては限界を感じさせる作品。

(再鑑賞)
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