yumeayuさんの映画レビュー・感想・評価

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大切なのは、映画へのリスペクトを込めてレビューすること。

淵に立つ(2016年製作の映画)

3.5

白と赤

小さな町工場を営む鈴岡家は、主人の利雄、妻の章江、娘の蛍の3人暮らし。
一見するとどこにでもいる普通の家族のようだが、すでに夫婦仲は冷めている。
この時点で家族の関係に微妙なヒビが入っている
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.0

人にやさしく

杓子定規な役所の対応、延々につながらないコールセンター、不親切なオンライン申込…。
「あ~こういうのムカつくわ」と思いながら見てましたが、このイライラは万国共通なんですね。

しか
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ミュージアム(2016年製作の映画)

3.0

和製「セブン」

和製メッシとか和製マイケル・ジャクソンとか"和製○○"ってのは、結局のところ本家は超えられないわけで…。
そんな訳で今作もやっぱり比較対象とされている「セブン」を超える衝撃はなかった
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.0

我が名はオジマンディアス

あれっ、これ「ブレードランナー」じゃん⁉︎
ド頭に瞳のクローズアップが映し出されるところなんてそのまんま!
造られたものの葛藤や創造主への反逆なんてのも「ブレードランナー」
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.0

それでも人生は続く…。

僕はてっきりマンチェスター・ユナイテッドの本拠地、イングランドのマンチェスターが舞台だと思ってましたけど、ボストン郊外の地名なんですね。

亡くなった兄のもとへボストンから車
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.0

OK! Google 故郷を探して!

実話がベースということで行き着く先は分かっているのに、こんなに感動するとは思わなかった。
現代版「母を訪ねて3000里」といったところか。

5歳のサルーの演技
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.0

"すばらしい、全て間違っている"

SWは“こうあるべき”と思っている人ほど納得がいかなかったのではないでしょうか。
新しいSWを作るという攻めの姿勢を受け入れることができるか否かで評価がわかれそう
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二重生活(2016年製作の映画)

3.0

「理由なき尾行」

誰かの後を付けてみたい衝動って、誰しも一度は思ったことありますよね。
もちろんストーカー的なものじゃなくて、純粋な好奇心としてですよ...(汗)。

「理由なき尾行」とは、自分を他
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22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

ソネ様スタンプ!www草不可避

「藁の盾」や「DEATH NOTE」を彷彿させるセルフオマージュのような藤原竜也の演技。
彼のオーバー気味の演技は、こういうカリスマ性のあるキャラクターが一番ぴったり
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

-

"大人は危険な動物だし、場合によっては人も殺すぜ"

絶賛家出中の少年二人。
チ○コ、プッ○ー、ア○ホールといった思いつく限りの卑猥な言葉を連呼し、草原をあてもなく歩き続けていると一台のパトカーを発見
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SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

桃パイさいこー!

福山雅治が下ネタ全開のパパラッチを演じたことで話題となった今作。
オールナイトニッポンを聴いていた世代としては、下ネタ、カメラネタなんかは馴染みがあったけれど、あのゲスい感じはどう
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エクスポーズ 暗闇の迷宮(2016年製作の映画)

2.5

キアヌいなくても…いいじゃん…

キアヌ・リーヴスの存在意義がわからない。
物語は相棒を殺された刑事スコッティ(キアヌ・リーヴス)と、地下鉄で不思議な現象を目撃したイザベル( アナ・デ・アルマス)それ
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ライフ(2017年製作の映画)

3.5

おやすみ…誰かさん

はじめは勝手に「インターステラー」や「ゼロ・グラビティ」のような哲学的なSF作品をイメージしてたんですが、結構普通のSFパニック・スリラーでした。
なんというか「エイリアン」の設
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

2.5

コンビニ定員が凄腕エージェント

ボンクラフリーターの主人公が実は国家機密が関わる「ウルトラ計画」によって造られたスーパーエージェントだったというお話。

ジャケットから漂うB級コメディ臭。
でも、ジ
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オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

3.5

催眠術最強説

パク・チャヌク監督といえばエロ・グロ・バイオレンスですけど、ただエロい、ただグロいってだけじゃなくて、どこかコミカルで変態的なんですよね。
だから、痛そうだったり、気持ち悪かったりする
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

4.0

ペットセメタリー

「DCEU」の命運を握る「ジャスティス・リーグ」。
予想どおり厳しい意見も多いようですが、"面白かった"ですよ!
ただ、まだまだ試行錯誤を繰り返しているというか、作風が定まってない
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グリーンルーム(2015年製作の映画)

3.0

無人島に連れていきたいバンドは⁉︎

ネオナチの巣窟となっているライブハウスでたまたま殺人現場を目撃してしまったことから、命を狙われる羽目になってしまったパンクバンドの理不尽で悲惨なお話。

パンクバ
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

心のオーバーホール

"愛"の反対は"無関心" だと誰かが言っていたのを思い出した。

主人公のデイヴィスは妻に対して全く愛情がなかった訳ではないと思う。しかし、仕事に追われる毎日を過ごして行くうちに
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

無意識の思い込みと偏見

映画を見る前って、ある程度のあらすじを頭に入れて見ますよね。それすらある意味ミスリードを誘うような作品でした。

パッと読む限り、黒人差別が物語に絡んだストーリーなんだなと思
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SHAME シェイム(2011年製作の映画)

3.0

私たちは悪い人間じゃない。悪い場所にいただけ…。

マイケル・ファスベンダー演じるブランドンは、ニューヨークで暮らすビジネスマン。
仕事ぶりも優秀な彼は一見、何不自由ない様子に見えるが、実は極度のセッ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

アスガルド無双

オープニングのバトルシーンで流れるLed Zeppelinの「移民の歌」。もうこれでやられた!
Electric Light Orchestraの「Mr. Blue Sky」で始まっ
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.0

これってハッピーエンド⁉︎ バッドエンド⁉︎

ずっと気になっていたグザヴィエ・ドラン監督作品を初鑑賞。
もっとアートっぽくて小洒落てるかと勝手に思っていましたが、難しいテーマながらもすごく観やすく、
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.5

自分は何物か?

なんて"せつない" 物語なんだろう…。
映画の感想で、"せつない" なんて余りにもありきたりな表現かもしれないけど、これ以外にしっくりくる言葉が見当たらない。

あまり多くを語るとネ
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

シャマラン・ユニバース⁉︎

なんだかんだ初期の作品からずっと追い続けてきたファンでさえ、「エアベンダー」「アフター・アース」あたりで流石に終わったと思ったシャマラン監督ですが、前作「ヴィジット」で見
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.0

ド直球、王道のボクシング映画

大切な人を失い人生のどん底を味わった男が再起を目指すって展開は、もう幾度も語り尽くされまくったもの。
登場人物も、なんかどっかで見たようなテンプレキャラばかり。
うーん
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.5

好きなだけじゃやっていけない世界で、自分の好きなようにやっていくことの難しさ。

誰だって理想はあるけど、自分のやりたいようにやるって勇気がいるし、簡単なことじゃない。
主人公グレタとプロデューサーの
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お嬢さん(2016年製作の映画)

3.0

反逆と純愛の物語

パク・チャヌク監督のことだから、もっとエログロなサスペンス映画かと思ってたら意外とコメディ。
三部構成の話は、時間軸が入れ替わったりする割には解りやすい作りでしたし、なかなか面白か
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

これってストックホルム症候群⁉

ストックホルム症候群とは、犯人と長時間過ごすうちに同情や好意を抱いてしまう心理状態のこと。
囚われの身となったベルと野獣の関係がストックホルム症候群のようだというので
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.0

最終章だ!コノヤロー!バカヤロー!

「アウトレイジ」から足かけ7年。
前作「アウトレイジ ビヨンド」のエンタメ極道に比べるとやや大人しめの印象だったけれど、やっぱり面白い。
釣りをしている海のシーン
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ハードコア(2015年製作の映画)

4.0

ヘイリー・ベネットが"俺"の嫁⁉︎

goproカメラを駆使し、最初っから最後まで全編一人称視点という、かなり実験的なアクション映画。
敵は画面に向かって襲いかかってくるし、登場人物は画面に向かって話
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.5

パルムドールは伊達じゃない!

女性同士のカップルが主人公ですが、描かれるのは誰もが経験するであろう出会いと別れについて。
フランス映画、パルムドール受賞作品ってことで、ちょっと小難しいかなと身構えち
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ライフ・アフター・ベス(2014年製作の映画)

3.0

はは…はいきんぐに…いぎだいのぉぉー

死んだはずの恋人がゾンビになっちゃった‼︎ っていうあらすじを見て、真っ先に浮かんだのは「ゾンビ・ガール」と「ウォーム・ボディーズ」。
ゾンビになっちゃったけど
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ドライヴ(2011年製作の映画)

4.0

サソリとカエル

風来坊の男が流れ着いた街で恋に落ちた女性を悪党から守るっていうのは、時代劇や西部劇なんかでよくある古典的な話なのにレフン監督の手にかかればあら不思議。すっげーオシャレでバイオレンスな
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セトウツミ(2016年製作の映画)

3.0

神妙な面持ち

菅田将暉って、瀬戸のような中途半端なボンクラ高校生を演じさせたら、右に出るものはいないんじゃないか。こういう役が似合いすぎる。
そういえば、瀬戸みたいなボンクラなのになんか憎めない奴、
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.0

"チクタク"が耳から離れない。

映画というより、これはもうアトラクションですね。
劇場の空調のせいもあったかもしれないけど、ずっと手汗がすごかった。なんか疲れたわー。

始まったと思ったらなんの前触
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

二つで十分ですよ

印象に残るシーンとセリフが多いこの作品。
僕が好きなのはレイチェルがデッカードのアパートでピアノを弾くシーン。
「ピアノが弾けるのは、タイレルの姪の記憶があるから」と自虐的に語るレ
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