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裏窓のMNのネタバレレビュー・内容・結末

裏窓(1954年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かった〜!多分また見る!

カメラワークの気持ちよさよ…!!窓映した後カメラが引いて窓の中に入ってくるシーン気持ち良すぎて巻き戻して数回見た。
このカメラワーク何回か繰り返してくれるのも楽しくてよかった。ラストシーンももちろん同じカメラワーク。そんで両脚にギブス。オチ最高だな。声出して笑った。

映画を観ている我々こそが裏窓から人の人生を覗き見ているってことですよねー(これ死ぬほど色んな人が言ってそうだな。)
倫理的でないとわかっていながら、事件が面白いと思ってしまう。そこで起こっていることは本当の生き死になのに、なぜか窓のこちら側にいるとハラハラするエンタメとして消費してしまう…。

リザちゃんあまりにも献身的でいい子すぎる。あの男のどこにそこまでしたくなる魔性の魅力が…?その辺はファンタジーですね…。

衣装がとんでもなく綺麗。
特に好きだったのはグリーンのセットアップ。中に着ているブラウスがノンスリーブで背中空いてるの。なんて可愛い…ジャケットの襟の形が面白い。生地の光沢やハリも美しい。
ナイトガウンも素敵でした…。何その袖…天女の羽衣?てかジェフリーはもっと喜べよ。こんな美しくて優しい女が自分のためにオシャレしてケータリング頼んでお酒注いでコーヒー淹れて看病して話聞いてくれるんだよ?泣いて感謝しろ!

あととても嬉しかったのがミスロンリーの顛末です。よかった…。彼女の人生にこれからたくさん良いことが起こってほしいな…!作曲家さんもいい曲できて良かったねえ。それで人助けもできたしねえ。

とにかく面白いところ多すぎ。人生初のヒッチコックでしたがこれから他のも観たい!楽しかったー!
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