MASAYA

裏窓のMASAYAのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.7
車椅子生活を余儀なくされたカメラマンがアパートの人間模様を裏窓から覗き、観察するのですが、ある日何となく違和感を覚え...

日頃の観察力が功を奏するお話です。
毎日隅から隅まで見ていたからこそ気づいた違和感だったと思います。そこから殺人事件だと見抜いた推察力は見事でした。

ただ、首を突っ込んでからは手に汗握る場面もあり、よくできているなと思わされました。

また『ラ・ラ・ランド』のオープニングでは渋滞中に様々なクルマからラジオの音が聴こえてきますが、それは本作の裏窓を覗くとアパートの部屋ごとに異なるラジオ番組の音声が聴こえるところからアイデアを得たそうです。


2017.5.4
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