Andy

裏窓のAndyのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
4.0
途中退屈だったのですが、やっぱりオチが面白い!!この映画の特徴は"視点の狭さと少なさ"だと思います。観客に与えられた視点は、主人公の部屋にいる神の視点、裏窓と望遠レンズからの主人公の視点だけです、、これは今まで観た映画の中で最も狭かったです。それだけで114分の素晴らしい映画を撮れるヒッチコックの才能に驚きです。一つ残念だったのは、裏窓から見えるアパートの住人の生活を沢山映していたにもかかわらず、それらが全くストーリーに関わって来なかったところです。しかしよく考えてみると、裏窓から見えるどの住人に注目してみても、それぞれ映画が作れるかもという可能性を感じたので、不思議とワクワクしました。
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