深夜アニメからきますた

裏窓の深夜アニメからきますたのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.5
視線の持ち主と、視線の先が繋がっているという証拠が
冒頭と最後にしか出てこない。
なので違和感がある。その違和感自体が味。

窓の中の様子は宛ら作中作。
窓枠を活かすという発想からそれは窺い知れる。

微細だが誇張された表情の演技が素晴らしい。
が、人間が視線の先に興味が惹かれるのは性質のようなモノなのだから、
それを乱用するのは少し嫌らしさを感じた。