深夜アニメからきますたさんの映画レビュー・感想・評価

深夜アニメからきますた

深夜アニメからきますた

3.0点…良作
3.5点…良作
4.0点…秀作
4.5点…秀作
5.0点…傑作

映画(118)
ドラマ(0)
  • List view
  • Grid view

ポッピンQ(2016年製作の映画)

2.5

コンテとアクションに創造性が欠如していて
規則的になりすぎており、驚きが発生しない。

キャラクターしか動いておらず、画面外の視覚ドラマが無い。
困るとすぐにフェイスアップ。
撮るものと動かし方、カメ
>>続きを読む

地獄の黙示録・特別完全版(2001年製作の映画)

5.0

派手なモノをこれ見よがしに撮っているのではなく
映り込んでいるていで映画にしている。

兵器、群衆、死体、爆発
強い画を強く撮したくなるのが普通だろうが
それらを背景の出来事と言わんばかりにさらりと撮
>>続きを読む

八日目の蝉(2011年製作の映画)

1.5

フェイスショットに継ぐフェイスショット。
感情的な表情を作らせ、感情的な声の演技をさせている。

キメのシーンでは、感傷的なBGMをかけ
観客に泣いてほしいタイミングを教えてくれる親切設計。

カメラ
>>続きを読む

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

2.0

表情とキャラ説明ばかりが出てくる。

主人公は効率的な人間という事を説明するために
規則的な編集、ジャンプカットなどを使っていた。

画面の主役はほぼ常に表情。
とても単調だ。

旅映画の側面が無いわ
>>続きを読む

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.5

脚本はシリアスだが
画面にはイタズラ心が散りばめられている。

誇張の利いた表情作り、容姿が足りていないヒロイン
糞ダサミサイルなど
それらが真剣一点の映画にさせず多味としている。

序盤は画面の奥行
>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

3.5

撮ってる物は汚らしいが、見せ方は下品ではない。
終盤以外は。

超ロング状態でヒロインが初登場。
ひと味違うと画面が語りかけてきた。

白人の嘘臭さが良い塩梅になっていて
字幕には表現されないユーモア
>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.0

冒頭のスローモーションでプリントを舞わせるカットしか印象に残らず。

良い物も出てこなかったが、不愉快な物も出てこなかった。

登場人物が高校生という設定なので
強い画を出さないで勝負したのだろう。
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

2.5

喜怒哀楽のバランスが悪い。

深刻な感情の時間帯が大半以上であり、非常に単調。
これではアクションも出てこない。

黒人に合計3回ほどブラックホールと言わせる等の
台詞のユーモアは見られたが。

宇宙
>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.0

序章である掘っ立て小屋以上のものは出てこないし
以降は同じような事を繰り返し見せている。

レイアウトや美術、照明の面白さが出ていない。
華やかな容姿の役者もおらず
静止画としての弱さが目立つ。

>>続きを読む

フェリシーと夢のトウシューズ(2016年製作の映画)

2.0

中割り、モデリング、彩色、それらに問題は無い。
それ以外の部分のレベルが低い。

質量と慣性を描けておらず、軽薄な表現しか出てこない。
動きではなく、どう動かすかの部分に面白みが全く無い。

コンテも
>>続きを読む

クリスティーン(1983年製作の映画)

3.5

「ダサい」と「くだらない」の綱渡りをしている作品。

どちらかに振れ過ぎてしまえば娯楽性が著しく損なわれてしまう。
非常に危うく、いつ落下してもおかしくない様相。
が、その綱渡りを見事完走している。
>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

3.5

長回しとザックリとしたカット。
音声や音を繋ぎにしている。

華の無い容姿のキャストらと建物。
そこに光線と樹々で色を添えている。

桜や自然の撮り方が押し付けがましい。
他の物はそんなことはないのだ
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

4.5

客観的な画の作品。

センターに人物が置かれていることが非常に少なく
フォーカスが曖昧。

窓越しのショットが強い。
車窓の水滴や、曇らせ方、2つの窓を画面内に収められてたり。
撮り方の真似だけなら簡
>>続きを読む

トルナトーレ 我が映画人生(2012年製作の映画)

1.0

監督の映画を称賛する映画ではなく
監督を関係者が称賛する映画。

画面はずっとオッサンのバストアップかフェイスショット。
カメラが1台しか用意されてないのだろう。角度が変わらない。
実際の映画からの流
>>続きを読む

ソウル・ステーション パンデミック(2016年製作の映画)

2.5

モーションキャプチャーのアニメなのだろうが
動きが良くない。

初動と慣性が甘い上に、関節が足りていないような機械的な所作。
動画としての面白みはない。

ゾンビの運動能力や見た目と音声は良かったと思
>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

見た目のギャップ映画。
主人公がイケメンでスポーツマン体型だったら?
生徒たちが偏差値の高くなさそうな高校生だったら?
それだけで娯楽性が激減だろう。

太っちょながら高い運動能力を披露しつつ
リズム
>>続きを読む

ロリータ(1961年製作の映画)

4.0

レイアウトと所作が素晴らしい。

会話ヘビーな作品だが、レイアウトによる静止した情報と
所作による流れている情報がそれを感じさせない。

通常、レイアウトに力が入った場合
視覚的にうるさかったりするは
>>続きを読む

パッチギ!(2004年製作の映画)

4.5

濃縮された喜怒哀楽。

群衆、暴力、所作、顔…
それら全てのアクションで
素晴らしいデフォルメな動きがあり、
次の動作を自然と期待させられる力がある。

台詞の聞き取りにくさが
次に話す言葉が朝鮮語な
>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.5

カメラを動かしたり揺らしたりする事で
画面を映えさせる事に成功している稀有な作品。

ガチャガチャ編集だが他の作品と比べると
鬱陶しさを感じることは少なかった。

撮り方と表情の作り方だけでヒロインが
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

2.0

この映画のタイトルが「ネバーエンディング・ストーリー」ではなく
「アトレーユ」だったら全くヒットしてなかっただろう。
ただそれだけの商品。

これは本当の出来事なんです。私は演技をしています。
と訴え
>>続きを読む

ディセント(2005年製作の映画)

3.0

映さないのではなく、映せない。
画が具体的になると、白ける物だから映してないのだろう。
その辺りが弱い。

カメラぶん回し+ガチャガチャ編集が多い。
特に地上で。

暗い洞窟で迷っているという設定上、
>>続きを読む

劇場版AIR(2004年製作の映画)

1.0

多くは語るまい。
最低。
観た人は人生損してる。

ロングショットの線が壊れており、正視に耐えない。
かといってミディアムもアップも醜い線。

動画は締切に間に合いそうになかったのか、多くがコマ送り。
>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

役者らしい顔の持ち主が主人公1人。
強めの演技をする登場人物が主人公1人。
中流層の住宅街が色付け薄く撮られている。

映画の材料として難しい素材。
そして撮り方は一見簡素なように見えるが、
引用困難
>>続きを読む

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.5

シンプルな情報にこだわった映画。

何が映画にとって装飾過剰になっているのか、
をパロディにした作品なのだろうか。

寂しさを感じる画面だが
面白さに必要な物しか残していない、のが原因というか狙いか。
>>続きを読む

裏窓(1954年製作の映画)

4.5

視線の持ち主と、視線の先が繋がっているという証拠が
冒頭と最後にしか出てこない。
なので違和感がある。その違和感自体が味。

窓の中の様子は宛ら作中作。
窓枠を活かすという発想からそれは窺い知れる。
>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

2.5

執拗に顔を映し続けている作品。

動感や変化に大きく欠け、色も2時間見せるに値する物になっていない。

表情で読み取らせようという遊びがしつこく、
極めて単調。

120分の映画ではなく
上映時間30
>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

4.0

誇張された真剣な演技。
説明的すぎず、物足りなさもなく、いい強度で収まっている。

台詞ヘビーなシーンは変動性を補完させるため
背景を動かす画になっていた。
自動車内で会話させつつ移動したり、雨や波を
>>続きを読む

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

3.0

ヒロインも爺も自分の世界に浸って気持ち良くなっている。

好意的に言えば、電子画面がダレ場になっている。
理想を言えば、電子画面が退屈なので代案を用意すべきだった。

ヒロインがスタントをやっていると
>>続きを読む

ザ・ウォーカー(2010年製作の映画)

3.0

編集は良いが、画面も動きも温度も一本調子なのが辛いところ。

切れ目を感じさせない編集になっていて、繋がりが良い。
ややフェードアウト過多だとは思うが。

くどい色作りではあるが、面白くはあると思う。
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.0

彼と彼女はスターではないので、最上のミュージカルをしなくても良い。
という意味付けに甘えた商品。

中盤からはミュージカルうんぬんではなく、
日常シーンからも所作が消える。
口喧嘩のシーンの連続切り返
>>続きを読む

サバハ(2019年製作の映画)

3.0

画面は及第点だが、所作に面白みが無い。

背景美術や色作りと台詞が強みになっているが
所作が弱く、画面の変化を期待できる物になっていない。

終盤に入ると強みだった点が消え、ドラマを畳むために
顔ばか
>>続きを読む

宇宙戦争(2005年製作の映画)

5.0

B級の匂いを味にした大作。

窓に貼り付いた食パンを仰々しく見せたり
1体の死体が流れてきたと思わせきや、
時間差で大量の死体をマヌケに撮って流れさせるなどのユーモアも光る。

キャッチボールのシーン
>>続きを読む

紙の月(2014年製作の映画)

3.0

序盤から出ている中核となる画を終盤まで使い倒している。
新しい良い画が出てこない。

嫌らしい爺さんと気持ち悪いあんちゃん。
手慣れた所作で業務をこなす銀行員たち。
それらに続く良い画をもう2つほど見
>>続きを読む

ダークナイト(2008年製作の映画)

2.0

かなり黒が多い色調。
面白い暗さになっておらず、ただ深刻そうな黒。

相乗効果が無い繋ぎばかりしているので
悪い意味で次の画面を予想できない。
起承転結のうち、起と結ばかり撮っている。

所作やアクシ
>>続きを読む

シルビアのいる街で(2007年製作の映画)

4.5

素晴らしい通行人。
フレーミングと背景が良いためか、通行人が横切るだけで
ワイプのような視覚効果が起きている。

横の変化だけではなく、奥に人物を配置させて動かすことで
奥ワイプとでも言うべき視覚効果
>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

3.5

見せすぎない、説明しすぎない事を守っている作品。

3人はどのようにして出会ったか、などのような
贅肉になりがちな説明をせず、
そして観客の見たいショックな画を見せすぎてお腹いっぱいにさせないよう
>>続きを読む

>|