深夜アニメからきますたさんの映画レビュー・感想・評価

深夜アニメからきますた

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フロム・ダスク・ティル・ドーン(1996年製作の映画)

4.0

強盗編は緊迫感があって凄く面白かった。酒場編で面白いと思ったのは神父がショットガンを棒でリロードしたところだけかな。
酒場編は長いのに色が重苦しく、そして色の変化に乏しいのが欠点なのかなと。

山の郵便配達(1999年製作の映画)

3.0

時折あった笑顔そのものを主役にするショットには、チープさと親しみを感じました。
山道の緑色がフィルムの味が出ていて良かったなぁ。飽きる前にエンディングになったのも素晴らしい。
ただ、この映画でしかお目
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

2.5

10代前半の輝くエマ・ワトソンが収められている映画として価値があると思いました。

支配色のバリエーションが少ないし、架空スポーツあたりからデザインにも飽きてきた。撮り方も顔に偏っていて、似たような構
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霊幻道士(1985年製作の映画)

3.5

すごく引き締まっている。弛みとかクドさも無いのに、忙しなく感じなかった点も凄いなと。
キョンシーの動きやデザインの面白さとか、餅米が魔除けになるとかアイテムと人の役割の比重も良かったんじゃないかな。
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アメリカの影(1959年製作の映画)

2.0

不愉快ではないけど楽しくなかった。
屋内のシーンの時、人物と壁との距離のパターンが少なかった気がする。
展開が荒唐無稽なぶん、妙味は少し感じられたけど。
役者の顔と声って大事だなぁ…良い物を観ている気
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

2.5

自宅からコンビニまでの長回しフォローショットが面白かった。
テレビ業界とかMVから来た監督の作品って感じがする。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.5

留まらず流れ続けるというテーマで撮られた作品なのだろうか?散らかり気味の美術だけど、序盤25分くらいとラスト10分は動きの中に美術があって面白かった。

インサイド・マン(2006年製作の映画)

2.5

画面が暗めかつ影が濃かったのと、会話シーンになると人物が棒立ちな事が多かった。
エンディングのメイキング映像にもあったデンゼル・ワシントンのあのシーンはシリアスギャグな面白みがあったけど、その他は平凡
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プレイタイム(1967年製作の映画)

3.5

最初の建物のシーンは色や道具、動作の種類が少なく冗長に感じたけれど、レストランのシーンではそれらが一変して良かった。
構図もネタの道具が目立ちすぎず、整然と並べられた道具たちと人々の動きが同時に見えて
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ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

2.0

美人女優シャーリーズ・セロンがいつまでも大人になれない“こじらせ女”を熱演!
と、U-NEXTの映画紹介文通りで、それ以外に見ものだと感じたものは無かった。

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.0

ハデな物抜きでここまでの映画ができるのかと驚きはした。
記憶に残りやすい画面も用意したって事なんだろうけど、裸のシーンは全部いらねぇ…。
この監督の別の作品を少し観てみたいとは思うけど、この映画をまた
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きみの色(2024年製作の映画)

4.0

ニッチな作品だなぁ…。
画面に中心を持たせず、画面全体で印象を作ろうという狙いや、シーンの継ぎ目や時間経過にストーリーを載せていない事が多くて掴みどころが少ない。
この映画の「何となくイイ」という感じ
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

4.0

長いと感じなかった映画を久しぶりに観た気がする。

逆光と濃い影と高湿度に見える色が印象的だった。
俳優の表情や所作が中心に撮られていたかな。室内のシーンでは人の動きが小さくなって、物足りなく感じまし
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0

登場人物が一人で気分よく浸っていたり、シリアスになっている姿が少し滑稽で面白かった。
黒人男の軽快なリズムで話す毒舌セリフもとても良かったし、時間経過の処理が大胆で驚かされた。

終盤に「タクシードラ
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フェイク シティ ある男のルール(2008年製作の映画)

2.5

マシンガンで至近距離から撃たれ続けながらも倒れず体をビクつかせているシリアスギャグさと
キアヌがソフトフォーカスで撮られていたシーンがあったのと
太った黒人が被っていた真っ赤なハンチング帽が印象深かっ
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グリーン・ナイト(2021年製作の映画)

2.0

服すらCG臭い上に安っぽい。王族がペラペラでクタクタの布を着ています。
窓の外は白飛び、室内は黒つぶれ、外にいても風すら吹かぬ、顔ばかりが目立つ撮影、意味不明な台詞。
この映画は500時間あります、と
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

1.0

監督であるloundrawは94年生まれという若さにして漫画家、音楽家、イラストレーターとしても活動しているそうで、そのマルチさがアニメ映画にどのように反映されているのか気になったので観てみました。>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

最初の爆発の唐突さが凄く良かった。緊迫シーンの印象深さから、傑作名作と評価されるのも頷けるけれど、何故かこの監督の別の作品を観てみようという気にはあまりならない。
すこし物足りなさを感じました…その原
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奇跡(2011年製作の映画)

2.5

コメディの時は、たけし映画のようにシーンをバッツリと切り替えていたのが印象的。火山噴火の絵からも影響を感じた。

橋本環奈以外の子役の顔が素人臭くて観ていてキツかった。
弟役の子は常時裏声で喋っている
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.0

サメの登場まで遅く、安全地帯でまごついている時間が長いし、画が少なくて86分でも長過ぎると感じた。
しかし寂しい画面ではあったけれど、酷い画面ではなかったかな。
泥酔オヤジは途中の行動までは面白かった
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エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.0

忙しない視点変更だったけど、3D酔いしなかった。その点かなり工夫されてるんだろうなと思った。
モキュメンタリー風の撮影から生々しさと暴力の相乗効果が出ていたと思うし、下品な会話から警官モードに切り替わ
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マイ・ガール(1991年製作の映画)

2.5

口紅を塗っていた父の恋人が、ヒロインの少女にも口紅を塗る展開になった。そして少女の唇に紅が塗られたけど、父の恋人の口は口紅の色になっていなかった。
そういう演出もあるのかと関心しました。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

3.5

繰り返される合唱や生徒たちの容姿と演技は退屈だったけれども、自転車に乗っているシーンなどの背景は特別な映画を見ている気分にさせてくれた。
一本松の存在感が印象深く残りそうな映画でもあった。

華麗なるギャツビー(2013年製作の映画)

2.0

ひでえなこりゃ…。

画面が切り替わる度に、階調が激しすぎる支配色が一変して心地悪かった。背景美術も消化が速すぎるし、美術や物と言うよりかはCG臭すぎて見せかけ感が行き過ぎている。
ギャッツビーとは何
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.0

印象的な画面は無かったけれど、シーンの切り時が良かったのだろうか? 現実的な問題をテーマにした題材なのに、押しつけがましさを感じなかったし、いつかブチギレそうで危なっかしい主人公が面白かった。

音は
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ウエスト・サイド物語(1961年製作の映画)

1.5

当時としては斬新な企画な映画だったのかもしれないけど、僕にとっては何の面白みも感じませんでした。

役者の容姿も色の出方も服のデザインも舞台演劇風の演技も凄くつまらないと思ったけど、この映画が152分
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.0

映画撮影時、52歳のブラッド・ピットが作中で10歳以上若く見えた。そう見せかける製作技術には感心したけど、他に印象的な点はなかった。

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

5.0

特に驚かされたシーンは、自転車タクシーに座り直した時の揺れと、木刀が粉々になって掃除されるまでの繋がれ方、少女が眠るベッドの蓋が外された時のレンズ収差です。
あと、炎使いが鍋の蓋を布越しに掴むという無
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MUD -マッド-(2012年製作の映画)

4.0

妙に目立つワイシャツだなと思ったら、着ている男がこのシャツには特別な施しがなされていると語りました。
しかし、僕が気になったのは設定や小話ではなく、シャツの色でした。
皮脂汚れなのか元々の色なのか、そ
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

駐車場の俯瞰ショットと雪の色の出方が印象に残りました。

だけどヤーヤーしつこいし、不揃いな前歯と歯茎を見せる笑い方で下品さを演出していたのは下らないしクドかった。

もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

2.0

涙顔で東京行きの電車を待つ友人に挨拶した後、自転車で下り坂を走るショットは良いと思いました。
だけど下品な顔や食べ物の俯瞰ショット、クチャラーなど、しょうもない事で観客の気を引こうとしていた点には、邦
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ザ・ヤクザ(1974年製作の映画)

3.0

どこか漂うパチモン臭。そして中年ばかりのキャストと緩慢な動き。抑揚が薄くて聞き取りにくい発声。
そういった点から出るハッキリとした堅苦しさが序盤は観ていて退屈だったけど、複雑な影のかかり方や、上等品に
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ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

あの手この手で派手な見せ方が沢山出てきた。シーンの継ぎ目を感じにくい作りでもあった。
物が単に存在しているだけではなく、ストーリー上での役割も強く与えられている点も印象的でした。

憂鬱な楽園(1996年製作の映画)

4.0

電車で体が揺れているのを、さもクラブで音楽にノッてるかのように見せていた冒頭に衝撃を受けました。
長回しが作る気怠さと緊張感と生々しい所作が合わさっていて、独特の雰囲気が最初から最後まで続いていた。

白い肌の異常な夜(1971年製作の映画)

3.0

ごく自然な、当然であるかのような画面というか、掴みどころが見当たらなず、良い意味で淡々と流れていった。
ダブルミーニングな台詞も慎ましやかな塩梅でした。
美術や役者の顔が古臭くて、魅力を感じられなかっ
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モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE 亜空の深淵(2014年製作の映画)

1.5

ポーズや体全体を使った動きが少なかったからか、デザインはポップなのに堅苦しさを感じた。キャラが驚くリアクションとかも古臭くてつまらんかった。

この監督の作品はナデシコの時もそうだったけど、話の流れを
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