きっこ

裏窓のきっこのレビュー・感想・評価

裏窓(1954年製作の映画)
3.5
初ヒッチ監督作でしたが、
なんだか生生しいというかリアルっぽい感じで、もうちょっとオブラートに包まれ、もう少し品がある方が良かったなぁ。

 個人的にはグレース・ケリーさんの着こなしに★全部!
衣装も素敵ですが、グレースさんの美貌とスタイルが更に素敵度を上げてますね。

冒頭のカメラで酔ってしまいジェームズ・スチュワートさんが好みの顔でないのも相まって
テンション下降の私を救ってくれたグレースさんと看護師のおば様役の方の掛け合い。

途中までは、迷惑なネイバーの想像話だと思っていたのですが、
最終的にはとうとう掴った男の話になるのかな。なんだかんだで男って女に踊らされて生きる生き物なのねぇ(笑)。
「彼女には相応しくない」なんてジェフさんが言ってますが、
「いやいや、それって(男の)言い訳じゃん。ついてきて。って言ったら、リザさんついてくるんじゃないの?」と心の中で突っ込みつつ観賞。結果は上記の通り(笑)

ここではジェフが覗く側だったので、覗かれる視点はあまりありませんでしたが、覗かれている可能性もあるわけで、私はなぜだか、そのジェフが覗かれていることに恐怖してしまった。
‥というわけで、私にとっては、楽しい映画鑑賞~♪とはなりませんでした。まぁ、これは相性の問題かなあ。
(ただ、個人的にはグレース・ケリーさんを見られたので、十分満足♪)
(映画生活投稿分2011)
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