建物はただの生活の容れ物というだけではなく、それ自体が生き物であるような感覚。
自分の部屋と一体化してしまった男は一歩も部屋から出られないので同じ風景を見つめるしかないけれど、たった1つの建物の中でこんなにも様々な事件が起きている。
建物たちはただどっしりとそこにいるけれど、体内でうごめく人々の暮らしの美しさよ!
人の生活を常に覗き見ている感じがドキドキ。
向こう側と目があう瞬間はシビれる!
ベランダで寝てる夫婦はこの時代には一般的だったのか、それとも変人という扱いなのかが分からず気になるけど…こんな生活憧れる!