飯

EMOTION 伝説の午後 いつか見たドラキュラの飯のレビュー・感想・評価

4.5
大林信彦は鬼、松本俊夫は怪、寺山修司は妖

ロジェ・ヴァディム、ジョルジュ・メリエスへのオマージュ、ドナルド・リチーのナレーション、ヌーヴェルヴァーグの痕跡、シュルレアリスム、古今西東、各ジャンルの融合(西部劇、武士、ハリウッドメロドラマ)
ショウジョコン、エレクトラコンプレックス、血、海、夢、詩、大林一貫の風景の源、ごった煮の美学。

jump cut, stop motion, montage, rotation and distortion.

少女と少女、観客と俳優の鏡像
不穏なロマンス、流動、失衡、倒錯。午後一瞬の瑠璃のような夢境。

3/4の戸外植物、1/4の都市人間

「ドラキュラ式の映画」

ジジィ目線が強め。

『幻想図書館』を思い出す。
実験は結局無限の再構築か。
飯