しましまりんご

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのしましまりんごのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

 とても面白かった。まずオープニングやサウンドトラックがとてもお洒落であるし、画面もとても鮮やかなので、画を見て楽しめる映画であると思う。
 また、内容もしっかり芯があると感じた。観る前は、偽造犯の軽やかな逃走劇を楽しむだけの映画かと思っていた。しかし、偽造犯が小切手偽造を始めたきっかけには、家族間トラブルがあったり、犯人との対面を重ねて行く度に、追っている警察官には犯人への同情や愛情が芽生えていたり、人が人を思う気持ちを丁寧に描かいている映画だと感じた。
 最後はしっかりハッピーエンドなので是非見てほしい。レオナルド・ディカプリオもしっかりカッコ良かった!
 ただ自分自身が嘘をつくことにとても罪悪感を感じる性格なので、犯人が軽やかに周囲を騙していく姿は見ていて心苦しかった。