ばん

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのばんのネタバレレビュー・内容・結末

4.7

このレビューはネタバレを含みます

めっちゃいいじゃん
これはかなり上位の作品だわ

まず主演がディカプリオっていうところで点数高い。改めてディカプリオの演技の幅の広さに感服した。

物語はすこぶるテンポがいい。爽快感があってかなり楽しくみれる。前半がコメディ寄りの描写なのに対して後半はフランクの心情に深く焦点を当てているような、そういった対照的な魅せ方がすごく上手いと個人的に感じた。スピルバーグすげえ。

フランクはただ家族でまた幸せに暮らしたいそれだけのために嘘をついて、そのうちに嘘でしか生きられなくなるってすごい悲しい生き方だよなあ。。
はじめはなんでカールとフランクに友情芽生えるんだよって思ってたけど、カールは何度もフランクを追いかけて接触していくうちに自分の境遇とも重なってフランクの気持ちを他の人より理解できたんだろうなぁと、最後の場面のカールの"Nobody's chasing you."って言葉でカールがフランクの心情をすごく理解していることが分かった。
んまあカールは架空の人物らしいけども。

そしてなによりフランクに関してはかなり事実を元に描かれてるって、いや頭の良さえげつないな。しかも未成年って笑
でも逆にFBIは失態どころか全員クビになるんじゃないのかってくらいのアホさで描かれてて笑った。
その後の話を見てもわかるけどやっぱり頭のいいやつって幅広い分野で成功者になれるんだね。この映画を観ることで自分もフランクみたいにキレものになれるなんてことはまったくもってないけど、こういった名作といわれる映画って得るものは至る所にあって、そうやって何かを得れる映画ってやっぱり観てて楽しい。

それと最後の司法試験の話は本当なのかな。
本当だとしたらさすがにずるいわ。
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