あ

ファンタジアのあのレビュー・感想・評価

ファンタジア(1940年製作の映画)
4.0
シンクロの極み 映画


幼稚園の頃に鑑賞。全体的に音楽と映像のフィット感が絶妙だった。1フレームごとに調整しているのかな。ある意味『数学』を感じることができる作品。個人的に、魔法使いの弟子、トッカータとフーガがお気に入り。今でも鮮明に記憶に残っている。


魔法使いの弟子は最高。音とアニメがマッチしすぎていてすごい。ミッキーが箒を呼び寄せる所は『こっちこっちおいで♪こっちこっちおいで♪』という空耳が聞こえてしまう(日本人特有の現象)笑


トッカータとフーガは、楽器の魅力が1番活かされている作品だとおもう。冒頭のナレーションにもある通り、この曲は音楽のための音楽。指揮者、演奏者、楽器のシルエットがスクリーンに映し出されたり、楽器にカラフルなスポットライトが照らされる。その後、アニメ映像で音の表現がなされていく。特に、低音の弦がズンズンと鳴る箇所のアニメ映像がフィットしていて好き。
あ