ゆ

パーフェクトブルーのゆのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

観ながら、未麻と同じように何が現実で何が夢か分からなくなるようなグチャグチャ体験をしている感じになる。
今敏さんは本当に夢と現実の狭間とか悪夢の描写が上手いなあと思う。
現実であって映画の主軸、本編だと思っていた流れが突然夢だったりしてこんがらがるし不安になるし、とにかく不気味なんだけど引き込まれる感じはあった。目が離せないというか。
ただ夢と現実が複雑すぎて、観終わった後も色々絡まったままで不完全燃焼感がある。あと話が重たくて気分が絶妙に沈む!!あとあとMI−MANIAの顔が気持ち悪い。

MI−MANIAがメールでやり取りしてたのはルミちゃん?妄想?実際「未麻の部屋」のブログ書いてたのもルミちゃんだとしたら、ルミちゃんがネット上で哀れなオタクのMI−MANIAを焚き付けて暴走させたという感じなのかなあ、、
クランクアップ後に彼に襲われた時の攻防は夢か現実か、田所さんとMI−MANIAが殺されたのはどっちもルミちゃんの仕業なのか、、モヤモヤが残る!!誰か考察してほしい!!!

良い映画だった!という感じでは無いけどすごい映画だったとは思う。
ゆ