PERFECT BLUE パーフェクト ブルーの作品情報・感想・評価

「PERFECT BLUE パーフェクト ブルー」に投稿された感想・評価

umeko

umekoの感想・評価

4.2
可愛い絵柄と声にそぐわぬ強烈なストーリーだった。何が現実なのか、どれが本物なのか分からなくなる。この結末はとても予想がつかない。何でもかんでも物語にメッセージを見出そうとするのはナンセンスだけれど、それにしてもこれは痛烈に芸能界を批判・揶揄しているんじゃないかと勘繰ってしまう……。

このレビューはネタバレを含みます


未麻がレイプされるシーンでルミが涙するところ、今まで未麻のことを大切にしていたマネージャー心からの涙なのかと最初は思ったが、物語終盤になるにつれあの涙は自己投影(むしろ自分自信だと思い込んでいた?)未麻が汚され、自分が汚されてしまったように感じたから出た涙なのかと思ったらワンシーンに対する感じ方がガラッと変わった。そこがとにかく私の中で印象的でした。
カモメ

カモメの感想・評価

4.5
『パプリカ』のレビューを書こうと思い立ったのですが、今敏監督の他の作品は見たことないな~と思ったので視聴。
『パプリカ』も大好きなんですが、それ以上に衝撃的で面白い作品でした。

今まで観ていなかった事を後悔しました。
アニメでここまでぞっとするサイコホラーがあったなんて。

○アイドルグループの「CHAM(チャム)」に所属していた霧越未麻は、女優へと転身するため、CHAMの卒業を宣言する。トップアイドルまではいかないにしても、アイドルとしてはそれなりの地位を確立していた未麻だったが、女優として1からのスタートを切った。女優業は険しく、アイドルだった頃には考えられないレイプシーンや、ヘアヌード撮影など、これも仕事の為と未麻は果敢に挑戦していく。女優として認められ始めていた現状と裏腹に、未麻はアイドルへの未練からか、自分の幻影を見始め……。

物語は未麻が出演することになったドラマの進行と同じく進んでおり、現実なのかドラマなのか、はたまた未麻の妄想なのか、見ていると現実と空想の境目が曖昧になった未麻と同じ気持ちを味わえます。見ているこちらも気持ちが不安定になる。

アイドルという偶像を崇拝するオタクの描き方がリアリティがある。アイドルだった未麻に執着するオタクの顔つきや、体格からは野太そうな声を想像させるのに、妙に甲高い声だったり、違和感の描き方が上手。おかしな人ってどこかちぐはぐなんですよね。

「一番怖いのは人間だよね」作品として傑作。
未麻をめぐるオタク達も怖いし、精神崩壊していく未麻の危さも怖い。
さらに未麻を女優として体よく転身させつつ、話題づくりのセミヌード依頼を受ける事務所も怖い。アイドルとしてそこまで人気出なかったし、女優としても芽が出なかったら、次はAVデビューでもさせようと企んでいたんじゃないかっていうくらい強引なところが怖い。
アニメだからできるメタ演出が最高。
ラストは観客に解釈を委ねるような終わり方をするのかと思っていたら、意外ときっちり解決してあっけなかった。
ふろむ

ふろむの感想・評価

4.2
めっっっっちゃほんとに見たかったやつ!!案外普通に近所のツタヤに置いてあった、ごめんな疑ってツタヤよ
ストーカーの顔キモいしBGMのキチガイ感がすごい
途中からまじで意味わからんくなってきた、これは夢なのか?役なのか?現実なのか?
ルミちゃんか未麻りんか足の太さで判別できるようになってて細かいところに感動してる、ルミちゃん意味わからんしこええ
はい最後まで見たけどわかりませんでしたー、スッキリしんけど楽しかった、次の日寝ながら考えた結果全てルミちゃんの幻想とみた、これはいろんな人が参考にするわな、エンディング爽やかかよ
妄想なのか現実なのか、誰が犯人なのかどんどん分からなくなってくる。正体に驚いた。
lpts

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4.0
 良い意味ですごく気持ちの悪いアニメだった。アニメを見ていて吐き気を催してしまう感じは「DEVILMAN crybaby」を見たときと同じだった。言葉では表せない何とも奇妙な感情にさせる映像作品をつくるのはとても難しいことなので、やはり今敏監督はすごい才能のある人だったんだなと思った。彼が、今ある最新のアニメーション技術を駆使したら、どんなアニメを見せてくれたのか。日本のアニメ界はあまりにも惜しい人をなくしたと感じた。
今敏が早くに亡くなってしまったのが本当に悔やまれます
アニメだから、今敏だからできる作品
羊

羊の感想・評価

4.4
絵と音楽が不気味で最高でした!ストーカーの顔怖すぎ🙀

観ていると夢か現実か分からなけり、かなり映画に引き込まれた。見終わった
後スゴく疲れる!

終わり方も好き!
エンディングテーマのスッキリみが最高に後味悪い

現実と虚構が入り交じるというテーマが“アイドル”というエンターテインメントとマッチしていて深みがあった。
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