このレビューはネタバレを含みます
途中、転がるように現実と虚構が曖昧になっていくところに引き込まれました。目が回りそう。
この頃のアンダーグラウンドなインターネットにどうしようもなく惹かれます。リアルタイムで体験したかった。90年代後半の独特な雰囲気にのまれて高校生やりたかった願望が強まりました。
ラストのセリフに後味の悪さを覚えました。どう意味で言ったのかが自分には分からなかった。何回か観たら解釈出来るようになるかなあ。でもその含みを残して終わる感じがゾワッとして好きです…
この監督の他の作品も観てみたい。
絵がすごく好きです。