このレビューはネタバレを含みます
どれが現実でどれが夢か、今誰の精神世界にいるかわからなくなる…
終盤の寝て起きて、同じシーンを繰り返すところはかなり見応えがあった。
光と影、夢と現実、憧れと憎しみ
など対極にあるようで実はすぐ側にあるものの描き方が見事だった。
以下、気になった部分
•ミマは不本意な女優業と、ストーカーの存在により精神的に不安定になる→アイドルの人格誕生→幻想が実体化するなんてありえない
マネージャーのルミちゃんはアイドルへの憧れからミマとしての人格誕生→犯罪行為?
ミマ側の幻想とルミちゃんの人格は一致してるのか?
•数々の事件の実行犯は誰?
→アイドルのミマに執着するME-MANIA、ルミちゃん?
•ルミちゃんが、ミマのヌードのシーンであそこまで感情的になったのは彼女が持っていた人格である”アイドルのミマリン”を汚される姿を見てられなかったから、、?(その後の現場に来なくなったのもそうなのか?)
•アイスピックでの犯行
→姿としてはミマだったけど、あれはルミちゃん?
•魚が死んでいる描写は?
•トラック事故は現実?夢?
•ミマが部屋でティーカップを割った翌日、手は何事もなかったようになってたけどあれは現実?
•ラストのミラーに向かって放つ言葉は、迷いと弱さの克服? 中盤の「あなたは誰?」の返答にもなってる?
一瞬コメリのトラック通ったの嬉しかった