最近の映画と比べるとかなり短めだが、実際見てみるとさらに短く感じる。体感30分の名作。
最初から最後まで画面から視線が逸れることなく集中してみてられたの久々かもしれない。
スリラーだけど露骨に驚かせるところは少なく、ビクビクする必要なくみられたのも良かった。
時間の連続性が自己同一性を担保していると言われているけど、本当にその時間は連続しているか?という問いかけがよくあるけど、ストーリーにマッチしていてとても印象的。
実際記憶が連続しているから過去の自分と今の自分は同一人物だと感じるけど、過去の自分の記憶が自分によって作り出されたものだと裏付けるものがないよね…
だからこそ人は人と関わりを持つことで自己同一性を補強してるのか…?
などと、こういう作品を見ると答えのないことを考えてしまうね。負けです。
このタイミングで映画館で見れたのは幸運でした🤞