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トムボーイのコロボのレビュー・感想・評価

トムボーイ(2011年製作の映画)
4.0
日本では昨年末公開の映画『燃ゆる女の肖像』で一躍注目を集めたセリーヌ・シアマ監督。そんな監督の長編2作目で2011年の作品である『トムボーイ』がついに日本でも公開ということで鑑賞。

主人公のロールは引っ越し先で知り合った少女リザから、たまたま男子と間違われたことで自身を‘ミカエル’と名乗り、男の子として近所の子供達と遊ぶように。
そして、そんな‘ミカエル’と仲良くなったリザは他の男子とは違うクールなミカエルに好意を寄せていきます。

ゾエ・エラン演じるロール/ミカエルはショートカットの似合う美少年にしか見えないので、ご本人が女性ということにビックリ。

吸い込まれそうな美しい瞳が印象的で、難しい役どころの主人公をドキュメンタリーのように自然体に演じています。
今は20代ということで、パンフレットには現在のコメントも。(10年越しの日本公開に喜んでいるようで良かった)

また、ロール/ミカエルの妹ジャンヌは姉(兄)想いの聡明で優しい子&とってもキュートなのでこれから観る方はぜひ注目してください。

 
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