ロール(ミカエル)の自身に対する違和感や葛藤が青く切なく描かれる。
主演のゾエ・エランはそんなキャラクターを絶妙に演じていると思った。
妹ジャンヌとの関係性もとてもよい。
子ども時代ならではの遊びや…
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リザにとっての理想もあるだろうしそれを台無しにされたと傷つくのは当然だけど、ロールはそれ以上に癒えない傷を負わされたと思うと悔しくて見ていられなかった
彼らがロールに行ったことは性的暴行で許されない…
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私とミカエル/ロールには距離がある。
鍵をなくすおそれが性器をなくすことへと転じるのかと、浅ましい感性で予期したことを超えて、子どもの彼らが生きていく上で必要な「友情」という鍵をなくすことに繋…
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妹ちゃん、粘土遊びであんなにはしゃげる幼稚さもありながら、ミカエルって聞いた瞬間に一瞬で状況理解してしまう利口さ。普通ならそんな人いないよ?って言っちゃう所なのに、大人ですら咄嗟の判断出来ないかもし…
>>続きを読む10才の少女がアイデンティティを探求する過程のお話です。
前情報なしで鑑賞していたので、普通に愛情たっぷりの家族を見ていて
「あれ?コレ、なんか事件でも起きるのかな?」
と一旦止めて、あらすじを読…
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子供達の演技が自然すぎてびっくりした。
女の子が男の子になりすます一夏の物語。
すごいボーイッシュな子だが、妹はすごい典型的な女の子。
彼女はお姉さんで男友達が多かったら男っぽくなったのか、それとも…
■ジュブナイル+LGBTの映画
小さな男の子(身体は女)のひと夏を描いた作品
■言葉は比較的少なく、静かな映画です。
心の機微が表情や間で表現されていて、静かながらも感情の揺れ動きはしっかり読み取…
「周りの目が気になる」感じをロールと一緒に体感させられた。すごい
子供ってある意味残酷だよねってメッセージなのかなと最初は思ったけど、大人も隠してるだけでみんな一緒だ結局は
この映画の終着点ここ…
© Hold-Up Films & Productions/ Lilies Films / Arte France Cinéma 2011