風太郎

PUSH 光と闇の能力者の風太郎のレビュー・感想・評価

PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)
3.0
特殊能力者を管理・研究するアメリカの政府機関゛ディビジョン゛。その機関に父を殺され香港へ姿を隠したニックの前に予知能力を持った少女キャシーが現れ、機関から逃亡したキラという女性を探して欲しいと依頼されるが…。

全体的に物凄く惜しい作品。
面白く無い訳では無い!!

色々な能力者の設定を盛り込んでますが、ストーリー上都合の良い能力が多いかなと。あと能力者同士の戦いなのに意外性が余り無いのも残念な点です。

「ウォッチ(未来予知)」から逃れる為に色々とやってましたが「予知」なので何の意味も無いのではと思ってしまいました…。心の中でどう決断したかなんて関係無いのでは?その辺の設定がチョット曖昧で今一つ飲み込めませんでした。

あとは戦闘が地味なのも残念な点ですかね~。予算かな?「ムーブ」吹き飛ばしと「ブリード」の超音波攻撃の2種類しかない…。

最後の「ムーブ」同士の殴り合いは良かったです。

多種な能力者や゛ディビジョン゛の陰謀、香港能力者マフィアの介入と詰め込み過ぎて、時間短縮の為か全体的にご都合主義な展開が目立ちました。

いっそのこと主人公は能力者ではなく知恵と戦闘スキルで闘うとかの方が良かったのではと。

ミンナ・ウェンさんが出てたのは嬉しかったです!!エージェント・メイ!!こんなところでキャップと共演してたんですね!!
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