このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
好きな作品です。
印象に残るところが多かったです。
①良かったところ
・不器用な青年
沢田研二さん演じる三郎さん。
亡き母への想いが伝わってきました。
自然と応援したくなりました。
・田中裕子さん
落ち着いた雰囲気の中に華がありました。
不思議な存在感でした。
登場する度に惹き付けられました。
・若い2人の恋愛
正直なところ、寅さんと螢子さんの描写にはモヤモヤするところもありました。
螢子さんが寅さんの腕に抱きつくのは違和感を覚えました。
寅さんは恋愛対象ではなくて、困った時に頼りたい人という位置付けなのかなと思っていたので。
ただ、螢子さんと三郎さんの想いが通じ合うまでの流れは良かったです。
とらやさんで螢子さんが悩みを打ち明けるシーンが印象的でした。
いろいろと考えてしまう気持ちも分かりつつ、考えすぎない方がいいと言う寅さんも分かりました。
それでいて、さくらさんの穏やかな話しぶりも良かったです。
最後は2人が結ばれて微笑ましかったです。
・最後の寅さん
とらやさんの様子とは対照的に、どこか寂しげなんですけれども。
その上で商売に打ち込む姿が良かったです。
「いろいろあるけれど、やるしかない」と言いますか、力強さがありました。
いい終わり方でした。
②まとめ
好きな作品です。
観て良かったです🙇♂️