このレビューはネタバレを含みます
西部劇のパロディコメディ映画。
なんでも、映画のパロディを用いたコメディ映画はコレが初めてだそう。(ほんとか?笑)
それについての是非はおいといても、なるほど確かに今となっては使い古されたギャグが多い。
例を挙げると、悪役が高笑いした流れでむせるとか、BGM流れ初めてパンしてバンドが弾いてましたとか、しつこい名前間違いとか。
ギャグでいえば、自分で自分を人質にとり危機を脱するトコが一番面白かった。
ラストの乱闘では何と隣のセットにまで乗り込み、その流れで映画のスタジオの外に逃げ出し、自分が出演してる“この”映画の結末を映画館へと確認しに行く始末。
ここが一番の見所なんでしょうね。
面白くはあるんだけど「スペースボール」を観た時にも思ったが、このテのメタ的なパロディ+政治ネタにまで及ぶ嘲笑はモンティ・パイソンの方が上手い。