ブレージングサドルの作品情報・感想・評価

「ブレージングサドル」に投稿された感想・評価

絞首刑に処される予定だった黒人奴隷の青年が、町人への立ち退きを画策する州知事補佐役の命により、前代未聞の黒人保安官に任命される。西部開拓時代のレイシズムを皮肉たっぷりに描いている、スラップスティック・コメディ。

町に混乱をもたらすために黒人保安官を送り込んだはずなのに、心外にも黒人さんが頑張ってしまうものだから、ナンタラカンタラという物語。メル・ブルックス特有の野暮ったいギャグが連発するため、大変に辟易させられるきらいがあるけれど、ツボに入るギャグが不意打ちで飛んでくるのが面白い。

主人公の黒人青年が竹を割ったような性格をしているのも醍醐味。他人からニガーニガー言われても怒髪天を衝くことはせず、「所詮はそこまでの人間」だと割り切り、「Let it go(流れに沿って突き進め!)」するところが清々しい。また、ジーン・ワイルダーが西部劇のパロディの部分を牽引する位置付けになっているのも愉快痛快。

クライマックスのドタバタ劇では、篠田正浩張りのメタ演出が炸裂。もはや邪道とも言える領域まで入っているが、映画産業における「終わったコンテンツ」に見切りを付けるかのような皮肉と風刺が効いている。いわばハリウッドへの鎮魂歌。
ツタヤDISCAS。
大風呂敷を広げて、最後は畳まない西部劇コメディ(笑)
鉄道敷設地の地上げに狙われる街。無法者達に襲わせて街の住人を追い出し一儲けを企む悪党(西部劇の超テンプレ!)が、街の新任保安官には変な奴を送り込んでやろうと、死刑になりかかってた黒人を保安官に任命するが、ハチャメチャな騒動に。
ちょっとメタフィクションっぽいというか、第四の壁をぶち壊す感じの話ですね。この最後は辻褄や常識を放り投げてる感じを楽しめるかどうかが肝ですかね。
多分、西部劇で一番の早射ちガンマンが出て来る(笑) 抜かないで倒すからね、こいつ(笑)
b級感たっぷりのコント九割一割西部劇。
ラストの大乱闘からアイデアに富む。

あそこまでは、何故これが死ぬまでに観たい映画1001本に選出されたのか謎過ぎた。

結果オモロかった。
残り329本
世の中には、こんな馬鹿な映画があるんだ(笑)と、感心させられた一編
これぞ迷作、大好きです
「上品な」コメディ映画とは必ずしも言えないけれど、後半になっていくにつれてシュール度が増していく展開等も含めて面白かった。ストーリーも土台がしっかりしていて、単なる西部劇のパロディという感は無かった。

下ネタや人種系の笑いも結構あるので、そういうのが苦手な人にはキツイかもしれない。
ほしの

ほしのの感想・評価

4.3
最後の展開がとても好き。人種ネタも含むブラックジョークも好き。メル ブルックスをもっと観ようと思った。
kaz

kazの感想・評価

3.0
ドタバタコメディ。

とりあえず悪人達がみんなアホ。
愛すべきアホと言うべきか。

ラストは嫌いじゃない。

でも、やっぱりガイコクジンの笑いは合わない。

軽い気持ちで楽しめる。

星は3.2くらいか。

あと、知事の秘書のフェロモンよ。
「パリ大混戦」のルイ・ド・フュネスの小ネタで思い出し。

ひょんなことから、とあるの町の保安官に任命された黒人奴隷が巻き起こすハチャメチャ・コメディ。
次から次へとバンバン飛び出す小ネタと下ネタ&差別用語絡みの台詞のやり取り。
「8時だョ!全員集合」世代の方はツボに入ること請け合いです。
ラスト何分かの、御大メル・ブルックスだから可能だったのかもと思わせるようなどんちゃん騒ぎのシーンが最大の見どころだと思います。
個人的にはダイナマイトで馬と人が空高く吹っ飛ぶシーンがツボでした(^-^)
ブルックス自身もインディアンのボス役でワンシーンだけ登場しています。
メル・ブルックス、マイベストです☆彡

日本版ではありませんが、youtube.com/watch?v=_jcLTP71B6g
Cocoa

Cocoaの感想・評価

4.0
面白かったー!古めの映画だけど、センスある〜〜!監督がユダヤ教てこともあり、その辺のジョークもクスクスものでした。
【第4の壁破り】

くっそわろたw
笑の点ではなく第4の壁破りという点は『デッドプール』の比じゃないやんけw

私の映画の視聴本数が少ないので、こういう映画が斬新だと感じるのかな?
こういう映画って昔にとられてたんですね!


西部劇にしてはかなりポップな音楽から始まりました。こちら。
その理由は西部劇×コメディだったからでした。まずこの点が斬新!


新しく町に派遣された保安官は黒人という設定。
この黒人を追い出すために様々な画策をするのだが…


第4の壁を破る事で有名だったらしいメル・ブルックス監督作品。
その意味はこの映画の最初からよくわかります。
登場人物たちが視聴者にめっちゃ話しかけてくるw
お前らこっちみんなw


と思ってたんですが、最後の10分。ここ!
まさか、映画の中に映画…だ…と…
こんな斬新な展開見たことないんですがwww
これは映画の話なのか、それとも映画の映画の話なのか。混乱!
おもしろーい!!


白人と黒人の差別も描きつつ、歌も交えながら終始明るい作品となってます。
なによりこの斬新さに驚いて頂きたい!


西部劇…いや映画は奥が深いぜ…
映画としての驚きに4.0点!

2016.6.15
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