てぃだ

にごりえのてぃだのレビュー・感想・評価

にごりえ(1953年製作の映画)
4.0
原作:樋口一葉。
今年は樋口一葉生誕150年らしい


樋口一葉といえば
いまの5,000円札の人
のイメージぐらいしか正直なく
代表作「たけくらべ」を
頑張って
読もうとしたことはあるんだけど
言葉が難しくて途中離脱した
記憶が根強いんだが


思いの外とても良かった。
3つの短編を元にした
オムニバス。


特に最初のエピソードがすごい。
ただの傑作だと思った。
親父さんがとても厳しい。
でもその厳しさは決して
意地悪からでなく
今後の娘やその子を
思ってのこと(多分)
分かるだけに余計に厳しい


2話目の追い込まれていく感じもよい。
雪景色も。

3話目はやっぱり
予想してたけど
杉村春子ショーだったw
杉村春子にぐちぐちネチネチ
ずっと言われ続けたら
確かにどんだけ自分が悪くても
うつ病になってしまいそうだw

もっともっと今の時代に
再評価されてリメイクされていく
作家になってもいいんじゃないのかな
樋口一葉
これまでは
あんまり映像化された作品も
ないみたいなんだけど
てぃだ

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