中村家

ペーパー・ムーンの中村家のネタバレレビュー・内容・結末

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

 母親を亡くした少女が、母親の葬式で出会った父親かもしれない詐欺師と出会い,2人で旅をしていく中で絆が芽生えていくロードムービー。

 50年ほど前の作品だが、現代でも伝わる価値観が表現されていた。1930年代の世界観を上手く表現できており、お金のレートや車の操作性など、すぐに納得ができ、観やすかった。

 タイトルとなっている「ペーパームーン」がとても秀逸であり、冒頭の歌の、「紙の月でも君が信じればそれはホンモノの月である。」という通り、2人が本物の親子かどうかは本作の主題ではなく、お互いが親子と信じれば、それは本物の親子となるということを間接的に表現していた。
 
 
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