のぼり

ギルバート・グレイプののぼりのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.1

人知れず多くを我慢して多く奉仕している人間が人知れず一生を終えていくことの、やるせなさを感じる。

知的障害者の弟・夫に自殺された過食症の母を世話し続ける人生を、今の立場からだとかわいそうだと思うけど、その人のもつ個人的世界の中ではそれで良いのかもしれない。いや、良くないのかもしれない。
のぼり

のぼり