なにかに囚われている人は、きったそれから解放されるきっかけさえあれば先へ進める。あの家族を束縛したあの家のようなきっかけをね。。
とても苦しい状況にある主人公。だけどその苦しみが観ている人のなにかにすこし重なるところがあり共感をもてる映画かな、と思います。今苦しい人が観ればきっとその観た人を抱きしめてくれるような映画です。(私にとってのそれはグッドウィルハンティング)
父親はなく、母も家から出ない。姉と妹はあまり助けてくれない、弟は知的障害。そんな状況で生きる青年の葛藤。もっと協力的になればいいのに、なんて思いますがそれは観ている側の客観的な意見で実際あの状況に置かれたらきっとすぐ嫌気がさすんだろうな、と思いました。
ディカプリオの演技、みなさんの仰る通り素晴らしかったです。今まで観た彼の作品の中で1番驚きました。
お風呂で凍えるディカプリオのシーンと、主人公が彼を叩いてしまうシーン。その２つのシーンですごく切なさを感じました。
人との出会いは人生を変えるんだなあとしみじみ。
