まめもやし

ギルバート・グレイプのまめもやしのレビュー・感想・評価

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)
4.1
温かみがあり、じわじわと静かに感動した。物語の内容として大きな抑揚はないものの今となっては誰もが知っている役者たちの素晴らしさとともに家族について考えさせてくれる。

アメリカというとどうしてもニューヨークやマンハッタンなどの繁栄した都市を思い浮かべると思う。しかしどんな国にも田舎町というのはあって家柄や境遇により自分の思うように人生を歩めない人もいる。ギルバートもそういった内の一人だ。

家族のために尽くすギルバート。
知的障害をもつ弟のアーニー。
夫を失った影響で過食症となった母親。
ギルバートとともに家を支える長女。
まだ性格は子供の次女。
トレーラーで旅するベッキーとの出会い。

町も時代の変遷とともに少しずつ変わってく。ギルバートも・・・

ディカプリオ、ジョニー・デップの演技には驚いた。今では広告塔としていろんな映画に出ているがこの映画のような気持ちのいい映画もまたやってほしい。
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