あやな

道 -白磁の人-のあやなのレビュー・感想・評価

道 -白磁の人-(2012年製作の映画)
3.3
第二次世界大戦中の韓国をえがいた映画。日本の支配下にあった韓国の人々は、日本人には笑顔を向けますがそれは逆らうと痛い目にあうからで、心からのものではありませんでした。日本の主人公は巧というひとで、韓国の方らチョンリム君です。2人は本当の親友になります。巧さんの生涯を描いたものですが、日本がしてきた韓国への残虐な数々は見ていて辛いです。そのなかで、巧さんは彼らの地位を上げようとしたり、日本の兵隊さんへ歯向かったり、勇気を持って彼らと心を震わせていきます。いつしか韓国の人の彼へ向ける笑顔は心からのものになりました。あまり知られていない作品であるけれど、考えさせられる作品でした。
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