下宿するマイコさんとの出会いや英語塾の先生をするめぐみさんの母・圭子さんへの恋心を描いた男はつらいよシリーズ第二十四作
安定にとっても良かった
マイコ(マイケル)が登場することで、
言葉を使った笑えるシーンも多いし、
お互いの国への偏見も面白いし、
いつもの大騒ぎも楽しいし、
とらやのみんなに心温まるし、
言葉ではっきり伝えて去るマイコさんと
言葉に出来ない想いを秘めて去る寅さんの
2人の対比がめっちゃ素敵で胸に沁みた
ブドウ騒動からの虎脱走騒動で
1回目のとらやから出ていくシーン
お決まりの展開すぎるけど
ニヤニヤが止まらず楽しかった
ビールやライオンの英語を聞くのも笑う
社長にブドウで攻撃した寅さんの手を
エプロンで拭くさくらにジーンとする
寅さんが旅に出ている間にお金がない
マイコさんがとらやに下宿することに...
言葉通じなくて仕事にしても
なんにしても大変そうやけど
人の良さははっきり伝わった
寅さんが帰ってきた時はヒヤヒヤ
梅干し3つ食わせるところはさすがやね笑
さくらにハグしようとしたことで
勃発した寅さんvsマイコさんは
どうなることかハラハラワクワクしたけど、
さくらが泣いてたらそりゃ試合終了よ
出て行こうとするマイコさんが頭ぶつけた時に
みんなが笑うのにほっこりした
とらやのみんなとめぐみさん、圭子さんが
一緒にご飯を食べるシーン心温まって大好き
愛を言葉で伝えることももちろん素敵やけど
言葉にしなくても感じ合えるのも素敵よね
あと圭子さんの為に昔の友人の大工さんと
交渉したり戯れ合うシーン好きやった
マイコさんと寅さんの去り方で、
日本人とアメリカ人を表すのは粋やなぁ
マイコさんに告白されたことを
「博には言うな」って電話でさくらに
伝える寅さんにめっちゃ心温まった
「アメリカ人はよお互いの気持ちを
察し合うことなんてのは苦手なんだって
はっきり口に出して言わなきゃ
納得しないんだって
おれたちみてえに
思いを胸に秘めてすっと立ち去る
そんな芸当はとてもできやしねぇんだよ」
