フランク・ダラボン監督作品。
「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」の監督。
実績のある監督の作品なのにまったく認識してなかった本作。
期待もなく観たところ見応えがあった。
何より「正直に話す」の使いどころ、使い分けについて考えさせられる。
ジム・キャリー氏演じるルーク(ピーター)が、父に一度本当のことを言おうとして言わないままにする心遣い。染みる。
また、その後のクライマックスでの決断。みなぎる。
お安くない感じで感動でき、爽やかにエンディングを迎えられる安心作。
(ただし、途中随所に含まれるいかにもアメリカーンな表現の是非は微妙。)
また最大の特徴は一度もふざけないジム・キャリー氏を堪能できるところ。
ストレートプレイだとかなりカッコイイ部類の役者さんに見えますね。
最後までどこかでふざけるんじゃないかとハラハラして観て損したな😅
ハリウッド・ブラックリストという史実に着想を得ているとのことだが、
その史実が(世代的にかここが日本だからか単に自分の知識不足かは不明だが)ピンとこず。
とっかかりで損をしているっぽい作品。