にまみれも

ドライビング Miss デイジーのにまみれものレビュー・感想・評価

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)
3.8
気難しい婦人が、少しずつ黒人運転手を受け入れていく。
墓場で文字を教えて、その後ツンデレよろしく、老婦人が運転手に書き取りドリルを手渡すシーンはとてもいい。

ただ、いい所ばかりではなく、警官達に盗難車扱いされる所、黒人は白人のトイレに入れず、プライドを傷つけられるシーンもあるのが切ない。

僅かに残ってた戦前の空気が、段々と戦後の姿に切り替わっていく時代の流れ。

それでも、二人の間に友情が成り立っているのが分かる、最後のシーンには涙。