このレビューはネタバレを含みます
昔観た時は物足りなかったが、
今回は、ぐわんぐわん響いてしまった。
混乱がおさまったデイジーが、
親友だと打ち明け、手を取るシーンでは思わず涙がこぼれた。
息子はゴーストバスターズのレイモンドだったのね!
とってもいい感じ!
同居こそしないけど、必要な時は駆けつけて対処してくれるし、気性をちゃんと理解している。頼もしい息子さんだ。
そしてモーガン・フリーマン演じるホークがやはり、素晴らしくよい!!!
誠実でユーモアがある、頼もしさ。
苦言を呈するときは、適切な言葉ではっきりと物申す賢さ。
デイジーはよい人に出会えて、本当に幸いだった。
ゆっくりパンプキンパイを食べさせてくれる終幕のシーンもとてもよかった!
✨🎃✨🎃✨🎃✨🎃✨🎃✨
以前は、もっとドラマチックに助け合って感動するシーンとか、親しくなってホノボノ交流する展開などを期待したけれど、
本編のような淡々としたエピソードの方がリアリティがあり、無理のない展開なのだと腑に落ちた。
蔑視する人々の存在をつねに意識しながら、身を立て、毅然と振る舞うことで生き抜いてきたデイジーの強固な自意識と美学は、おいそれと崩せるものではない。
それを知りながら、共に在り続けたホークの忍耐と柔軟な思考こそが、壁を融かし、ホンモノの信頼関係を築いたのでしょうね。
デイジーも厳しくて頑なだけど、意地悪な人ではない。ユーモアも見識も、ちゃんとそなえている。なにより自分を甘やかさない。なすべきことを行い、過ちに気づけば学ぼうとする。
そんな老いた二人の紡ぐ物語が心地良い。
ハンス・ジマーの音楽、インテリア、小物類、服、どれもステキだった〜!💕💕💕
スパイスも効いているけれど、
優しい甘さの残る素晴らしい映画でした。
ジャケットも洒落てる!✨🥰✨