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特攻大作戦のaririのレビュー・感想・評価

特攻大作戦(1967年製作の映画)
3.7
ノルマンディー上陸作戦の前夜に、ドイツ軍将校達の保養所を襲撃するべく集められたのは凶悪犯罪の囚人達12人!一筋縄ではいかない野郎共を束ねる少佐自身も上官に楯突くクセ者で…。

中盤まではコメディ部分もあり、ホンワカした空気で団結していたのにラストの作戦時は「これが戦時下だ!」と言わんばかりに爆撃と銃撃の嵐の中あっという間にバンバン死んでいくので、よ、容赦ねー…となった。囚人達もそれぞれの意思で参加するが、安っぽい善人キャラが一人もいない状況がリアルで痺れる。(囚人の中の一人にシリアルキラーがいるのだが、最後までサイコパス全開で同情の余地がなくてある意味凄い)ジョン・カサベテス監督が役者をしてるのを初めて知った。サザーランドパパがめちゃくちゃ若くて飄々としてて可愛いかったw
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