トムヤムくん

落下の王国のトムヤムくんのレビュー・感想・評価

落下の王国(2006年製作の映画)
3.3
下半身不随になったスタントマンの男が、同じ病院にいた一人の少女に物語を話し出す。

4年かけて撮影し、CGに頼ならない映像美が魅力。しかし、良くも悪くもそこに頼りすぎてるような気がした。2人の空間が強すぎて、観客が世界観に入り込む余地すらない。スタントマンの話す物語も、めちゃくちゃ面白いわけではないので、ずっと退屈だった。皮肉にも、小説で読んだ方が面白そうと感じてしまった。