クリストフォルー

嫌われ松子の一生のクリストフォルーのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
4.5
公開当時からヘビロテして観ている作品なんだが、いやでも死を意識せざるをえない年齢になってみると、わたしを天国へ導いてくれる映画だと感じている。最期にほしいのは涙じゃない。盛大な宴だ!
ねばって、罵倒し、追い込んで、中谷美紀のエンタテイナー性を極限まで引き出してみせた中島哲也は、一方、豪華キャスティングこそ映画の醍醐味であることも再認識させてくれた。やれることを全力でやりきったからこそ、何年経っても心を掴んで離さない名作になったんだと思う。
お迎えが来る前に、早くBD化してくれ!
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