嫌われ松子の一生の塩豆大福のレビュー・感想・評価

どんな話だ、と期待せずにみた。
松子の嘘を付かない生き方に有り得ない、と思いながらもどこか誇らしさを感じた。結局は男に振り回される人生なのだが昔はそれが当たり前で、今のように個性を主張することは非難の対象だったのだろう。
作品のなかでどうしても覚えてしまう言葉「人間の価値って人に何をしてもらったかじゃないよね。何をしてあげたかだよね。」
刺さるところがあるな。