3sk

タッカーの3skのレビュー・感想・評価

タッカー(1988年製作の映画)
4.5
知覚がビンビン。PCにはないですよ。スクリーンを見上げているからか、映画にアウラなるものを感じずにはいられなかった。
大いなる圧力に消される、新聞や発言権のある人たちは平然と嘘を真実として語る、それでも残り続けるもの。この映画では「アイデア」と言っていたけれど、記憶とか存在とか、人のソフトな部分は全てそうかもしれない。ソフトウェアはアップデートされた時に、そのアプリケーションという外面では削除されているかもしれないが、すべては蓄積の上に成り立っていて、決して消えているワケではないように。映画もそうだ、観る環境がたとえ変わろうとあの手この手で変わりながら、映画は残り続ける。ただ劇場だけは、スクリーンとスピーカーの担保された止めることのできないこの劇場なけは、消えないで欲しい。見えない進化を遂げつつ。
しかし、12匹のダルメシアンどこいったんだろう…?おれの耳にはあの鳴き声は残り続けてるよ…!
3sk

3sk