タッカーの作品情報・感想・評価・動画配信

「タッカー」に投稿された感想・評価

なんともいえない祝祭感あふれる映画だった。コッポラ、やはりゴージャス。
素晴らしかった。黒とオレンジ。モノクロのようなカーチェイスの夜もいいが冷たさを感じるハワードヒューズ登場の黒もよい。レインメーカーばりに裁判シーンが面白ければ文句無しだった
あまりに"ジョブズ"な誇大妄想的天才の映画。待ち望む観衆の足踏みのなか、御披露目直前火事場問題修正…はソーキン『ジョブズ』もモロ想起したり。様々な広告描写…"実物"以上に"イメージ"を売る仕事であるということ。場面転換と電話用法が出色。すばらしきストラーロ。傑作。

2020/04/29
フランシス・フォード・コッポラ監督、ジェフ・ブリッジス主演の骨太ながら明るく観やすい伝記ドラマ。

1945年、戦後のデトロイトの街で小さな自動車工場を経営するタッカーは、仲間と協力して新たなる車種「タッカー・トーピード」を創り上げる。機能性と安全性に優れたこの車はあっという間に国民の注目の的となるが、数多くの敵がそんなタッカーの前に立ち塞がる...。

2020年はなぜか思いがけずジェフ様の映画をたくさん観ている気が...(笑)。アメリカの自動車業界の厳しさは今年の初めに公開された『フォードVSフェラーリ』でも痛感しましたが、戦後まもない1945年にそんなシビアな世界に一人で切り込んでいくタッカーの姿には誰しも鼓舞されるはず...!どんなに開発に開発を重ねても成功するとは限らない中、やっとの思いで力作を完成させ、さらにはそれをめぐっての法廷劇に至るまで、息もつかせぬ展開から目が離せなかったです。

大胆不敵な発想をする人間に対して、時に社会は冷たい眼差しを向けることがありますが、それでも信念を貫いた先にある成功ほど喜ばしいものはありませんよね...!
当時としてはあり得なかった商品をカタチにし、チームを率いて戦い続けたタッカーはまさに理想のリーダー。時に垣間見える人間味溢れる言動も共感できて、翌日の仕事も頑張れました(笑)。

それにしても美しいクラシックカーがばーんと並んだシーンの連続で、いったいどうやってあんな大量の車を用意したのだろうと改めてコッポラ監督作品のスケールの大きさに圧倒されました...!
UnluckyMan

UnluckyManの感想・評価

3.8
主人公はもちろん、家族も技術者もみんな熱い。
権力者こわひ〜
comeco

comecoの感想・評価

3.8
おもしろかった!コッポラ作品はやっぱりいいなぁ。好きだなぁ。
タッカーの信念の強さと、家族や仲間たちの絆の強さが素晴らしかったし、あのくらい強い信念がないとあれだけの物は作れないんだろうなぁ。
それにしてもあの車可愛かったなぁ。個人的には青いのがいいです。エンジンの音がカッコよかった。
えみ

えみの感想・評価

3.8
おもしろかった。
時代もあるんだろうけど、あの手この手で潰しにかかる敵に精一杯立ち向かうところがすばらしい。
とても暑い中で行われる裁判の最中に、次の冷蔵庫のアイデアを出してくるあたり、常に前進、前のめりな姿勢が尊敬できる。
TAMADA

TAMADAの感想・評価

-
何かを作り出す人は、努力と周りを明るくする精神を持つ者。とりあえず、エンジン音が馬鹿デカくてアクセルが重い車に乗りたくなった!
キャメラが平然と壁を突破したり電話の切り返しが融合しちゃったり、人間が「瞬間移動」したりでタッカーのバイタリティが表現されてた。タッカー車がカラフルで良かった

「いつか敗戦国からクルマやラジオを買う羽目になるぞ!」
タカ

タカの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

近づきすぎると、"夢"に感染する。

軽快な音楽とともに勢いが溢れる冒頭
タッカーはいつでも前向きで陽気
軍需工場を営んで戦争をくぐり抜け、
次に目を向けるは戦後の新しい時代にふさわしい自家用車の生産だー!!🚗

妻と子供に囲まれて幸せな暮らしそのもの
安定した生活も送れるのだろうけど、突っ走って止まらない。
根底にあるのは世のため人のためイズム
自分のアイデアが少しでも役に立ってほしいという純粋な思いが歩みを止めさせない。

見切り発車で危うい橋を渡りながら続けてきた事業
ようやく軌道に乗りはじめたと思いきや、徐々に立ち込める暗雲……
ベテラン業界人役員の内紛と競合する大企業の妨害とそこに密に肩入れする政治家の思惑
何一つ思うようにいかない現実にさすがのタッカーも戸惑い、イライラを募らせる😡

最終決着は裁判で👨🏻‍⚖️
先走りすぎた資金繰りは果たして詐欺と見なされるのか?
法廷シーンはラストを担うには淡白に感じたけど、最後の大団円はハッピーで街中を走り抜ける様はアメリカ的で楽しい😆
軽快な劇中音楽と分かりやすいストーリーが実にエンタメで楽しくて好みだった。

ただ、一つだけどうしても引っかかる。
法廷でタッカーが高らかに技術進歩の重要性を謳うシーン
そこで引き合いに出されたのが、戦時中の兵器の話
一言一句を正確には覚えてないけど、
「爆弾を作っていたことがいまや自慢の種だ。」とか
「このままでは敗戦国に技術で劣ってしまう。」
などのニュアンスのセリフがあった。
その戦争で兵器の犠牲になったのは?敗戦国?
正直、それを引き合いに出すとは許し難かった。

良くも悪くもアメリカ的でアメリカ目線に注視した作品
好きなんだけど、心遣いは必要
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