花とみつばち

あの空に太陽がの花とみつばちのレビュー・感想・評価

あの空に太陽が(1975年製作の映画)
4.0
綺麗な物語だったけど、悲しい実話。
スキーのオリンピック候補者だったジル( マリリン・ハセット )は競技会の最中、不慮の事故で全身麻痺に近い重症を負う。
そのジルの苦しい状況におかれながら、意欲を失わず生きる姿や一人の男性ディック( ボー・ブリッジス )に出逢い真に生きる意義を見付ける姿が描かれる。

ジルとディックが小川のある小さな森で散歩するシーンが綺麗だった。
この作品は、ジルとディックの2人のシーンが本当に素敵で、自由で破天荒なディックに一度傷付きながら、再び2人が出逢いジルを勇気付けるシーンは一番良かった。

ジルの台詞に「 私は幸運に生まれついたのか、それとも運を使い切っているのか 」というのがあるが、何ともドキリとする悲しい台詞。

エンディング、オリビア・ニュートン・ジョン richard’s window の優しい曲がこの作品の美しさにピッタリ。
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